子供に生野菜は必要なの?

生野菜は積極的に食べたほう良いに決まってる。いやいや、ホントはあんまり食べない方が良いんだよ。といった風に、生野菜の摂取には、実は賛否両論あったりします。

これは、大人子供関係なく、ローフードを推奨する人と、マクロビ派の間で議論されていることです。ここでは、子供に(無理して)生野菜を食べさせるべきなのかという視点で、生野菜と加熱調理のメリット・デメリットを見ていきましょう。

  • 水溶性ビタミン(熱に弱い)を壊すことなく摂取できる
  • 食物酵素を摂れる
  • 食べづらく、たくさんの量を摂りにくい

  • 食べやすくなる
  • 細胞壁が壊されるので、栄養が吸収されやすくなる
  • 加熱に弱い栄養が失われる

加熱に弱い栄養素について

生野菜を食べないと、加熱に弱い栄養を摂れないように思うかもしれません。しかし、加熱したからといって、その全てが失われてしまうわけではありません。

調理方法にもよりますが、加熱をしても40~80%は残ると言われています。

加熱調理した方が量をたくさん食べられること。そして、栄養が吸収されやすくなることを考えれば、加熱による栄養の損失が大きなデメリットになるとは言えないと思います。

つまり・・・
加熱に弱いとされる栄養素でも、生野菜でなければ絶対に摂れないわけではない。ということです。

非加熱からしか摂れない(食物)酵素

最近、デトックスやダイエットで注目を集めている酵素ですが、それらの効果は副次的なもの。本来は身体をスムーズに機能させるうえで大切な働きをする栄養素で、健康にとって欠かせないものとなります。

スロージューサー(低速ジューサー)が人気なのも、この酵素を破壊しないで、野菜ジュースを作れるからです。酵素ドリンクやサプリなども様々なメーカーから続々と販売されているほど、今注目されている栄養です。

酵素の働き、期待できる効果

  • 食べ物の消化、吸収を助ける
  • 代謝を高める
  • 免疫力の向上
  • 腸内環境を整え、便秘の予防改善
  • アレルギー症状やアトピーの改善

この酵素は50~70度で破壊されてしまうため、加熱調理した食品には含まれません。

じゃあ、酵素を摂るには生野菜を食べなくてはダメなのか!?というと、これもそんなことはありません。

酵素が多く含まれる食品(加熱NG)

  • 納豆
  • 味噌
  • ぬか漬け
  • パイナップル
  • バナナ
  • キウイ
  • りんご
  • 大根
  • レタス
  • たまねぎ
  • トマト

一部野菜もありますが、生の野菜だけが酵素を摂る手段ではないということは分かると思います。

また、大根のぬか漬けは、野菜が嫌いな子供も食べてくれるかもしれません。酵素を摂るうえでは、最高の組み合わせなので、一度試してみましょう。

フルーツがオススメ!

当サイトで、野菜嫌いの子供には果物を!と何度か書いていますが、酵素の摂取にもやっぱりフルーツがおすすめです。

バナナ、パイナップル、キウイ、りんごなど、子供が喜んで食べてくれるものに、しっかり酵素が含まれています。加熱しなければOKなので、ヨーグルトに入れたり、フルーツポンチにするなどのアレンジも大丈夫です。

ただし、酵素は新鮮なものに多く含まれているものなので、カットフルーツや冷凍フルーツはNGです。なるべく新鮮なものを選び、食べる直前にカットするようにしましょう。

生野菜の必要性についての結論は…

ここまで読んでもらって、生野菜を子供に食べさせる必要がどのぐらいあるのか、各々判断して頂きたいと思います。

もちろん、ここで書いていない生野菜のメリットもあるかもしれません。

でも、少なくても「加熱で失われる栄養」「酵素」に関しては、生野菜でなくても摂れることは間違いありません。

結局のところ…

  • なるべく毎日、新鮮な果物を食べる
  • 野菜は子供が食べやすい調理を優先し、量を食べてもらう

これらをまず意識する。そのうえで、野菜に限らず色々な種類の食べ物を、食べてもらう工夫をしていくのが一番かなと思います。

子供が生野菜を食べてくれない。と悩んでいる方に、少しでも気を楽にしてもらえると嬉しいです。

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